2014年の記事です。
スポーツ バイオメカニクスマラソン大会準備編

スポーツ バイオメカニクス(マラソン大会準備編)
マラソン大会に向けての準備

スポーツ バイオメカニクス(マラソン大会準備編)
明日は「京都マラソン2014」、3月2日は「静岡マラソン2014」と大きな大会が続きます。
そこで、今回はマラソン大会に向けての事前のトレーニングと準備についてのお話です。
大会:約3・4週間前のトレーニング
きつい・つらいトレーニングはこの3週間前まで。
長距離レースに出場する方でも約20キロからハーフマラソンの距離程度で十分と言われています。
逆にフルマラソンに出場するのにも関わらず、20キロ以上を走る経験がないと体への負担度は未知となり怪我などにも繋がりかねません。
何事もそうですが、事前の準備は必須です。特に過酷なフルマラソンやハーフなどへの参加にはそれなりの準備が必要です。
また、長距離トレーニングをするのであれば、レース本番に備えて本番と同じスタート時間からトレーニングを開始し、どの距離でお腹が空いてくるのか、などの予行演習もしておくと良いでしょう。
大会:約2週間前のトレーニング
疲労を取り除くことをメインとし、トレーニングも3週間前の距離の約半分(10キロ~15キロ程度)を目安にトレーニングするようにしていきましょう。
適量なトレーニングも必要ですが、この2週間前から前日まで、何よりも日々の仕事疲れを残さないことを心がけましょう。

休養の仕方にも工夫を
完全休養はあまりオススメではない
休養しすぎると筋肉・筋力の低下に繋がるので、やはり適量トレーニングが必要です。
大会:約1週間前のトレーニング
週2・3回のトレーニングとし、30分~40分程度の距離を走ることで十分と言われてます。
しかし、トレーニングは心拍を上げていくハイペースなものと持続力を忘れないためのローペースなものを組み合わせたもので十分と言われています。
そのほか、気をつけたいこと
①大会当日と同じ生活習慣にする
②レースのスタート時間に合わせてトレーニングをする
③適度な睡眠時間をとる
④栄養に気をつけた食事をする
⑤レース本番前は炭水化物などをとる
マラソン大会にチャレンジする方へのお願い

大会にチャレンジする方へ
フルマラソンやハーフマラソンに臨むのに、トレーニングをまともにしていないのにも関わらずチャレンジするのは危険です。怪我やその後の障害にも繋がることがあります。
精神論だけで、乗り越えられるような甘いレース・距離ではありません。
是非、マラソン大会にチャレンジする方は事前にしっかりとした計画と準備をして当日に臨んで下さい。

上記コラムは参考になりましたでしょうか?
明日が京都マラソンなので、この記事は少し遅いですけど、来月は静岡マラソンです。
お客様でも大会に参加される方が多くいるので、少しでも参考になればと思います。
また、お天気にも気をつけて体調管理をしていきましょう。
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